船橋市 外国人に「Wi―Fi」PR グルメ、ショッピング案内
2020年東京五輪・パラリンピックに向け、訪日外国人に需要が高いフリーWi-Fiをアピールしようと、千葉商工会議所と千葉市、千葉県警、NTT東日本千葉支店は17日、成田空港第2ターミナルで公衆無線LANサービス「千葉おもてなしWi-Fi」のPRイベントを行い、空港を利用する訪日外国人らに同サービスをPRした。
千葉商議所では県警との「サイバーセキュリティパートナーシップ協定」に基づき、安全・安心な公衆無線LANの整備について協議。NTT東が提供する公衆無線LANサービスを活用し、千葉市内の飲食店・小売店などの店舗や宿泊施設で、外国人観光客が快適に千葉を楽しむことのできるWi-Fiを整備し、昨年10月末に運用を開始した。
「千葉おもてなしWi-Fi」は、接続後に千葉市、船橋市が運営する多言語店舗検索サイト「千葉おもてなしSHOPガイド」が表示される。日本語を含む15言語に対応し、グルメ、ショッピング、サービスなどの施設を検索することができる。成田空港、JR東、幕張メッセなど、全国の主要空港や駅、商業施設も参画している「Japan Wi-Fi」に対応しているため、外国人観光客も簡単に利用できる。
接続するための認識名(SSID)は「Chiba-Omotenashi」。接続時間は1回60分、利用回数制限なしで利用料は無料。災害発生時には、ライフラインとしてWi-Fiのインターネットを開放。利用できる各施設には、オリジナルステッカーが掲示されている。
この日のイベントでは、訪日外国人にチラシを配布したほか、県マスコットキャラクター「チーバくん」、県警の「シーポック」、千葉都市モノレールの「モノちゃん」も駆け付け、接続方法や千葉市観光などをアピールした。
問い合わせは千葉商工会議所(電話)043(227)4101へ。